フリーランスとして複数の仲介サイトを利用することがあります。
そこで必ず存在する迷惑な募集で、真実の報酬単価の2倍、3倍以上の価格表示で釣る虚偽募集が挙げられます。
そんな案件の出し方に疑問を感じてしまいます。
実際の誇大報酬金額表示と内容
例えば、以下の画像1と画像2のスクリーンショットは同一の募集案件です。
募集案件のタイトル
アバター部分はモザイクで隠しています。案件リストの募集タイトルでは1記事3000円/3000文字と表示しています。

募集案件の内容
ところが、このタイトルをクリックすると肝心の金額は以下のように、1記事500円/2000文字となっています。

このような虚偽表示の案件が増えると、そのフリーランスサイト自体の質までも下がり、利用価値が低くなってしまいます。
利用する立場として、サイトの質を下げるということは、他の利用者の妨げにもなります。
マナーはないのでしょうか。
かつて問題となったコンビニ店員の異常行為に似ていないだろうか?
虚偽表示で釣り、フタを開けると実は異常な単価の募集をかける利用者の行為は、私に『ある事』を思い出させました。
かつて問題視されたコンビニ店員のバカな行動がありましたが、物理的な相違点はあるものの、その行為(中身)の不衛生さが類似していると感じるのは私だけでしょうか。
「コンビニのアイスケースに入ってみた」写真炎上でローソンが謝罪 問題の男性は解雇、当該店もFC契約解約へ – ねとらぼ
ローソン高知鴨部店の従業員がFacebookに投稿した写真が「炎上」していた件で、ローソンは7月15日、同店とのFC契約を解約し、当該従業員を解雇させるなどの対応をとったと発表した。http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1307/15/news010.html
ねとらぼ引用

現実とかけ離れた誇大表示はいちばん大事な支払の際でトラブルを起こしやすい存在と見えてしまうのです。
正しい単価をタイトル表記できずに…
上記の例で挙げた案件は、以前はタイトル通りの単価だったのかも知れません。
その後に価格を下げたのであれば、面倒でも内容に合わせてタイトルも変更すべきではないでしょうか。
修正のないまま単にコピペだけでクリエイターを募集するとは、もしかしたら納品後、検品の時さえ手間で、クリエイターにとって何よりも一番大事な支払が受けられないかも知れません。
どうして、「500円!!」とタイトルに堂々と表記できないのか不思議でなりません。
健全な契約を履行するためには、そもそもお互いが健全に交渉する必要があることは大前提なのですが、倫理の欠けた釣り表示には先方さんの人間性に疑問を持ち、釣りに引っ掛かる自分に対しても憤りを感じてしまいます。